女性ハードロックバンドSHOW-YAが19日、東京・EX THEATER ROPPONGIで、40周年記念ツアー「SHOW-YA 40th Anniversary東名阪ツアー“無限”」ファイナルとなる東京公演を行った。

デビュー40周年を迎え、今なお女性バンドの先陣を走り続けるSHOW-YA。現在、88年に米ロサンゼルスからスタートした伝説の100本ライブを再現する「100 LIVE AGAIN」を実施中。そんな中、40周年記念アルバムとして、30周年からの流れをくむカバーアルバム「無限」を8日にリリースした。

8月31日、東京・目黒鹿鳴館で行ったデビュー記念日ライブで寺田恵子(62)は、「Outerlimitsと40周年記念アルバム“無限”が主体になる」と予告していた。

会場が暗転し、おなじみのSE、LED ZEPPELIN「Immigrant Song」が流れると、すでに会場は総立ちで拍手。オープニング曲は7枚目のアルバム「Outerlimits」のタイトル曲「OUT OF LIMITS」となった。角田美喜(61)のドラムから始まるSHOW-YAらしいスピード曲から、「TROUBLE」へとつなげた。

寺田は「40周年です。ホントにありがとうございます。100本ライブの34本目になります。あと66本。来年中には終わらせないとね!」とした。「ただ、今回はアルバムが出て」と話すと、客席のパラパラ拍手に「パラパラ拍手ありがとう。うかがってたんだよね!」とファンを気遣った。

「再結成してライブをやっていく中で、限界を突破した。限界の先って無限じゃねぇ?」とアルバムタイトルの由来を語った。「今回はみんなが待ち望んだOuterlimitSからもやるので、最後まで楽しんでってください。よろしく!」と会場をあおった。

40周年記念カバーアルバム「無限」について、「どうだ?」と呼びかけた。「アルバムに収録しきれなかった曲がまだまだあるので、第2弾が出るか出ないかはあなた次第」と人気テレビ番組「やり過ぎ都市伝説」風に紹介した。

同アルバムから「2億4千万の瞳-エキゾチック・ジャパン-」を披露。くしくもこの日、本家は日本武道館で、70歳記念メモリアルコンサートで同曲を披露していた。「少女A」では歌詞を「熟女A」に変え、「雨の慕情」では色気たっぷりに腰を振るサービスも見せた。

「テレビをつければめいるニュースばかりだけど、SHOW-YAは音楽で世界が平和になればいいなと本気で思う!」と訴え、「そのために力と、愛と、勇気をもって走り続けたい」と力強く宣言した。

また、「身体はガタがきているけど今、めちゃくちゃ青春している」とすると、「みんなと一緒に共有できる言葉を見つけちゃったんだよね」とニヤリ。「すげ~かっこ悪いけど」と前置きをし、「死ぬまで青春!」を会場とコールした。これは日刊スポーツで25年10月6日に掲載した40周年記念アルバムのインタビューを行った際、ファンに向けて語った締めの言葉でもある。「まだまだ突っ走っていくので、SHOW-YAについてきて!」に会場は大声援で応えた。

最後は生声で「愛してるよ!」と絶叫。笑いあり。ツンデレあり。そして、演奏はパワフルに。“熟女”パワーを見せつけた。