ピンク・レディー増田惠子(68)が6日、東京・有楽町のアイマショーで「ソロデビュー45周年記念コンサート I Love Singing スペシャル!」を400人のファンを集めて開いた。81年のソロデビュー曲「すずめ」をはじめ、ピンク・レディーのデビュー曲「ペッパー警部」、そして「UFO」「渚のシンドバッド」「サウスポー」など全18曲を熱唱した。
白いノースリーブのロングドレスで登場した増田は、オープニングで中島みゆき作詞・作曲の「すずめ」を熱唱。次に中島の「時代」をカバーした。松任谷由実、竹内まりや、桑田佳祐、加藤登紀子らに提供されたシングル曲に次いで、そのカバー曲を歌う構成で大きな拍手を浴びた。
増田は「素晴らしいアーティストの皆さんに素晴らしいシングル曲を書いていただきました。リスペクトを込めて、カバーも歌わせていただきます」と話した。
竹内のカバー曲「人生の扉」を歌って「この曲を歌うと血管が切れそうになる。大好きなので思いを伝えたくてね。68歳になった今の私は、一層歌うことが楽しくて幸せでならない」と笑顔を見せた。
桑田から提供された「女優」では、この歌にあわせてデザイナーのコシノヒロコさんからプレゼントされた着物を羽織って熱唱した。
阿久悠作詞、加藤登紀子作曲の「最後の恋」では「阿久悠先生の没後10年の時に見つかった未発表の歌詞に、加藤さんが曲を付けてくれました。私と主人の出会いを見ていたかのような内容です」と、一昨年8月に70歳で亡くなった夫の桑木知二さんをしのんだ。
そして「阿久先生はとっても怖い存在だったので、存命中は気軽に話しかけられませんでした。今はお墓に行って、いろいろな事を話しています」と振り返った。
休憩をはさんで2部はピンクのミニドレスで登場。大好きなシュープリームス「Stop In the Name of Love」、キャロルキング「It’s too late」を披露した。
そして1989年(平元)にフランスで発売したアルバムに収録された「AVEC LE FEU」を全てフランス語で熱唱。「30年ぶり以上に歌うことを決めたんですけど、音楽が出ればできるかと思っていたら全然ダメ。フランス語の先生に来てもらって2週間で丸暗記しました。年を重ねても大きな目標を掲げて、達成すると素晴らしい景色が見える。皆さん、遅くないですよ。私ができたんですから」と話した。
そして「UFO」「渚のシンドバッド」「サウスポー」とピンク・レディーのヒット曲をエネルギッシュに踊りながら熱唱。会場を埋めたアラ還のファンも総立ちで、一緒に踊った。さらに「セットリストにはないんですが、私のルーツです。皆さんとの50年のお祝いです」とピンク・レディーの76年のデビュー曲「ペッパー警部」を歌った。
アンコールでは黒いケープをまとって再登場。「いや~楽しかった。みんな大好きー。こうして歌って踊るのが、今の私の糧です。もっといい歌を届けられるように精進していきます」と中島みゆきの「慕情」で締めくくった。
◆増田惠子(ますだ・けいこ)1957年(昭32)9月2日、静岡市生まれ。ピンク・レディーとして78年「UFO」でレコード大賞、「サウスポー」で歌謡大賞。81年3月31日に解散、同年11月ソロデビュー。血液型O。



