福士蒼汰主演のフジテレビ系ドラマ「東京P.D. 警視庁広報2係」(火曜午後9時)の第5話が、24日に放送され、実在の政治家に関連した出来事をを想起させるセリフに対し「攻めてる」などの声があがるなど話題となった。

(※以下、ネタバレがあります)

福士が蔵前橋警察署の刑事から報道担当を担う広報課2係に異動となった今泉麟太郎を演じ、刑事への葛藤やメディアへの複雑な思いを抱えながらも奮闘する姿を描く完全オリジナルストーリーの社会派警察ドラマ。

5話では、資産家・野上京香(加藤英美里)の愛息子・晃(高木波瑠)の誘拐事件が発生。捜査1課が監禁元を特定したが、捜査2課が公金横領疑惑で家宅捜索を狙う若手政治家・若草賢三(勢登健雄)の愛人宅と至近距離だった。今泉ら広報は、メディアに報道を控えてもらう代わりに、捜査状況を随時共有する「報道協定」を依頼する中、1課と2課では捜査の優先順位を巡る対立が起きた。

捜査1課長の北川一(津田寛治)は人命最優先を理由に人質救出作戦の先行を主張するが、捜査2課長は、横領疑惑が2年越しの捜査であることや、裏金がバックにあることを理由に、一歩も引かずに抵抗。その際、2課長は「今、すぐそばで警察が変に動けば、(若草が)自分のことと勘違いして、証拠隠滅を図られる恐れがある。証拠のパソコンをドリルでぶち壊した人もいたでしょ! 少しでも感づかれたら終わりなんですよ」と訴えた。

SNS上では複数の視聴者がこのセリフに反応。「攻めてるわ~」「証拠もみ消しの令として“パソコンにドリルで穴を空けて証拠隠滅した”など、結構踏み込んでるところも素晴らしい」など複数のポストがみられた。また「実在の政治家(ドリル優子)でてきて草」「ドリル優子ネタ入れ込んできたなw」「ドラマ見てたら小渕ドリル優子の件が出てきてわろた」など、14年に政治資金をめぐる疑惑があった自民党の小渕優子衆院議員の事務所のパソコンに「ドリル」の跡とされる穴が空いていた事案を想起する声もあった。小渕氏の事案では、調査した第三者委が、廃棄を担当した業者の作業によるものと説明。ただ、野党側や識者などからはその後も、疑問や説明責任を求める声が相次いだ。

同ドラマは複数の脚本家が集まり、作品全体のストーリーや各話の構成などを共同で執筆するライターズルーム方式を採用。FODとの共同制作で地上波×配信のコラボレーションドラマとして、地上波ドラマのseason1の終了後には、FODでseason2を独占配信する。