女優芳根京子(29)が19日、都内でNHKの特集ドラマ「有罪、とAIは告げた」(BSP4Kで3月28日午後7時半、BSで5月16日午後9時放送)の取材会に出席した。
同名小説原作で、試験的に裁判判決に導入されたAIと人間の裁判官をめぐる奮闘を描く社会派エンターテインメント作。芳根は主人公の新人裁判官役を熱演する。
実際に裁判の傍聴にも向かうなどして勉強したといい「1時間くらいいる予定が5、6時間くらいいてしまって。初めてでしたし、見入ってしまったんですよね。緊張感も感じることができましたし、それが裁判のシーンにもつながったかなと思っています」と振り返った。
これまで容疑者役や検事役など裁判に絡む役側は多く演じてきた。「初めてこちら側の景色だって思いました」と笑顔で語り「座るところが高くて背筋がピンとしました」。共闘するベテラン裁判官役で國村隼(70)とのかけ合いもあり「私の役は熱血になろうと思えばなれる役で。だからこそ一歩引いてやろうと心がけました。何かあれば監督たちにも相談したりもして國村さんとお芝居して。いつもより引き算の多い役だったかなと思います」と話した。
AIについては「いい部分も悪い部分もあるのかなと。うまく共存できたらいいのかなと思いました」と口にした。自身は実生活ではあまり活用していないといい「マネジャーさんがチャットGPTをよく使っていて。私は使いたいときはマネジャーさんに『チャットGPTにきいてみてください』と言うぐらいで。本当に何にも追いつけていないですね」と笑った。
今作については「誰が正しいとかはなくて、矛盾みたいなものもたくさん生まれている作品なのかなと感じています」といい「私も迷いながら撮影に臨ませてもらいましたし、不思議な物語になっているので、どう思ったかみなさんの感想をすごく聞きたい作品だなと思います。ぜひ広めていただけたら」と呼びかけた。
そんな中で出会った作中の好きなセリフに「悩むことから逃げてはいけない」を挙げた。「ドラマでおばあちゃんが言うセリフなんですけど、この言葉がこの作品のすごく最高潮な答えというか。悩むことって人間にしかできないことですし、このセリフだって台本を読んだときに思いました」と明かしていた。



