OSK日本歌劇団トップスター翼和希、娘役トップスター千咲えみが10日、京都市の南座で「レビュー春のおどり」の初日を迎えた。
5月で大阪松竹座が閉館することに伴い、初めて京都南座で行われた「春のおどり」。開幕を前に南座正面であいさつに立った翼は「あいにくのお天気ではございますが、私は初日に雨が降りがちでございます。竜神様のお恵みではいなかと。しっかりとその愛を受け止めて、初日を迎えたいと思っております」とあいにくの雨にも前向き。
続けて、「このたびの『春のおどり』は上演100周年という大変おめでたい年でございます。このような年にOSKの伝説といわれた『たまきはる 命の雫』という作品に挑戦できますことは大変うれしく、そして第2部の『Silenphony』は、“ダンスのOSK”を皆さまに存分に楽しんでいただける2作品となっております。19日の千穐楽まで全力で駆け抜けてまいりますので、たくさんのご来場お待ちしております」と熱演を誓った。
そんな翼に千咲は「今年の『春のおどり』も絶好調だなと感じております」と笑いながら、「今年も第1部、第2部ともに、出演者全員、全身全霊で駆け抜けてまいりたいと思いますので、19日の千穐楽まで皆さまどうぞよろしくお願いいたします」とあいさつした。
「春のおどり」は1926年に始まり、現在まで大切につないできたOSK伝統の公演。100周年の節目の年となる今回は、第1部がシェークスピアの「ロミオとジュリエット」の世界を古代ヤマトの時代に映した和物「たまきはる 命の雫」(作・演出北林佐和子氏)、第2部は洋物レビュー「Silenphony」(作・演出平澤智氏)の2本立て。最後は1930年から歌い継がれる劇団テーマソング「桜咲く国」で、客席にもたくさんのミニ桜パラソルが咲き乱れ、盛大な拍手の中で終演となった。公演は19日まで。



