ジャーナリストの石原伸晃氏(69)の妻で元タレントの石原里紗さん(前名・田中理佐=62)が夫と同じ芸能事務所ジャパン・ミュージックエンターテインメント(JME)と今日6月1日に契約することが分かった。同事務所には俳優の篠原涼子、寺島進、谷原章介、芳根京子らが所属している。

1990年から代議士の妻として過ごしてきた。自民党幹事長、国土交通大臣などを歴任した伸晃氏が多忙の際は、新年会、総会、忘年会、冠婚葬祭などに代理として出席。衆院選では夫を支えてきた。「無給の秘書。家にいてもスタンバイ状態で息が抜けず、選挙もあってずっと大学受験を控えた高校生のようでした」。

ところが昨年6月に伸晃氏が政界引退を表明し、息子も就職して子育てからも解放された。「ヨッシャー!」とばかり、フランス語を習い、一般社団法人日本フィンガーフード協会の「フィンガーフードプロフェッショナルコース」を修了し、上級認定講師の資格を得た。昨年12月には35年ぶりにテレビ出演した。結婚前はテレビの昼帯ドラマの主役を務め、CNNのキャスターも務めたマルチタレント。テレビ、ラジオなどの仕事依頼が相次ぎ、JMEから契約を打診された。「第2の人生のスタートと思って」と承諾した。

バラエティー、ドラマなどにこだわらず、年齢相応の仕事ができればという。「ババタレです」。元ヒロイン俳優の面と飾らない言動とのギャップが魅力。夫婦の会話は漫才のようで「家庭内野党なんです、いつも怒っている方の役は私です」と言えば、伸晃氏も「彼女はつっこみです」と認める。里紗さんは「ユーモアのセンスはないので夫婦漫才は無理です」と卑下するが、M-1デビューも近そうだ。

◆石原里紗(いしはら・りさ)旧姓田中。1963年(昭38)8月1日、東京都杉並区生まれ。小学2年から英国、オランダで学び、慶大法学部入学。在学中の85年にテレビ朝日「CNNデイウォッチ」でキャスターデビュー。86年にTBS昼ドラマ「朝の夢」でヒロインに起用され、NHK「連想ゲーム」ではレギュラー解答者を務めるなどマルチで活躍した。88年に石原伸晃氏と結婚し、名前を「理佐」から「里紗」に改めた。