フリーアナウンサー羽鳥慎一は27日、MCを務めるテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)の中で、石川・富山にレベル5の大雨特別警報が出たことを踏まえ、画面を通じて住民に注意喚起を呼び掛け続けた。
番組では冒頭から、いつもの動物映像コーナーをキャンセルして大雨に関するニュースを断続的に伝えた。石川県羽咋市で、水位がかなり高くなった河川の様子をとらえた映像を流しながら、羽鳥は「かなり水位も高くなって、水の流れも強くなっています。河川、用水路、近くには近づかないでください」「いつも想定されるのとは違う水の流れがあります」などと、繰り返し注意を呼び掛けた。
また、8月13日に千葉県内で発生した記録的豪雨で、運転中だった自家用車が水没するなどした被害を念頭に、「車は、基本的には運転しないでください」「冠水したところ、アンダーパスには近づかないでください」と強い調子で呼び掛けた。
また「基本は移動はしないでください。特にレベル5の大雨特別警報が出ているところは、移動しないでください。避難所に行くことが避難ということではなく、垂直避難も選択肢に入れてください」とも呼び掛けた。
一方、レギュラーコメンテーターの元同局社員、玉川徹氏は「車だけではなく歩いていて、急に雨が強くなって足を取られて溺れてしまった方も、千葉では何人かいらっしゃった。同じことが起きうる状況」と述べ、「よほどのことではない限り、家の外には出ないことが、結果的に命を守ることにつながるのではないかと思います」と呼び掛けた。羽鳥は「千葉は内水氾濫(はんらん)で、その場合は家にとどまることが第一優先という話を専門家の方にいただきましたが、このように河川のような外水氾濫の場合、移動することも手段の一つだが、レベル5までいくと無理に移動するのは逆に危険につながります」として、垂直避難も視野に入れるよう訴えた。
気象庁はこの日朝、富山県氷見市と石川県羽咋市、志賀町、宝達志水町、中能登町にレベル5大雨特別警報を発表した。重大な危険が差し迫っているとして、自治体の避難情報に従うなど適切な行動をとるよう呼びかけている。



