1989年に52歳で亡くなった“歌謡界の女王”美空ひばりさんの特集を1日、BS12「船越英一郎の昭和再生ファクトリー」(木曜午後9時)で放送する。ひばりさんの芸能生活80周年を記念して「ひばりプロダクション」が番組を制作。前週と今回の2回連続放送の後編でタイトルは「不死鳥物語」。
20代後半から晩年まで、仕事やプライベートで深く関わった人々の貴重な証言を通して、歌手としてだけではない“人間・美空ひばり”の素顔を描いていく。
長男でナビゲーターを務める「ひばりプロ」社長の加藤和也氏(55)は「今回は、母の20代後半から旅立ちまでを知る方々にお話をうかがい、母が仕事や人とどう向き合い、何を大切に生きてきたのかを、改めて見つめることができました」と説明。「母らしいと特に心に残ったのは、昭和62年、後援会運営の網中紀子さんに母が4カ月に及んだ療養を経て送った手紙と、『一生感動』と記した色紙です。そこには、体調を壊したことへの謝罪と、それでも必ず立ち直り、もう一度皆さんに喜んでもらえる舞台を務めるという強い思いが込められていました。まだ情報解禁前の東京ドームコンサートを意識し『きっと喜ばせる』という決意表明だったのだと思います」とコメントしている。「いつもファンを最優先する母でした。僕のランドセルを指さし『それもファンの人が買ってくれた物なのよ』と言っていたのを思い出します」。
そして「記録の中の美空ひばりではなく、皆さんの言葉を通して一人の人間としての母の姿が浮かび上がります。何度苦難に遭っても立ち上がって歌い、人を信じ、ファンと家族を愛した。そんな生き方が、仕事仲間の皆さんに“不死鳥”と呼んでいただいたゆえんだったのだと思います」と話している。



