日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)が1日、生放送された。2日の最終回を前に、リモート出演の田中眞紀子元外相(82)と元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(57)による「最後の大提言SP」を展開。高市早苗首相の評価をめぐって意見が分かれた。
最初の議題は飲食料品の消費減税で、来年4月から2年間1%へ。本年度予算の予備費から約1188億円支出するという。
田中氏は「この数字がどの数字を元に算出されているかよく分かりませんけれども。2年間で1%。日本の財政赤字を考えた時に、国債とか借入金で1346兆円もあるんですよ。そういうことに対して財政を少しずつでもですね。改善していくという努力の発言が一切なくてですね。国民が聞いていいかなと思いがちなことを言っておられるけれども、誰がこういう数字をですね、誰の責任において、彼女に吹き込んでいるのか非常に不思議に思いますね」と切り出した。
続けて「私、この方はそんなこと詳しいと思いません。財政でも外交も後ほど申し上げますけど、これといって特化した政策のない政治家だと思ってみてました」と専門分野がないと指摘した上で「人柄はとてもいい方ですけどね」とフォローした。
一方、橋下氏は「僕、前提としてね。高市さんが総理になる前の政治的な主張とか態度、振るまいはもう大嫌いでした。いわゆる一部の保守派に向けてね、いわゆる出来もしないような保守主張もアピールして、それから海外的にも強気の姿勢を出す。でも総理になったら何にもできないわけですよ」と指摘。
「僕から言うとファッション保守みたいなことは早くやめてもらいたい」とした上で「ファッション保守政治家が全部日本をダメにしていってるんですよ。強き姿勢ばっかりで。だからこういうところは僕は高市さんをこれからも批判し続けていきますが、内政問題はものすごい頑張られてると思います」とフォローを入れた。
続けて「眞紀子さんは高市さんは専門分野がないというにふうにおっしゃられましたけども、高市さんほど勉強をしている総理はなかなかいないと思います。で、自分の言葉で考えられてる。やっぱりね。僕は高市さんと番組で生討論させてもらいましたけども、ペーパーとか読まずにもういろんな政策言ってます。で、これ実現できるかどうか別ですよ。それから消費税についてはここも眞紀子さんと違うのは、減税についてはね。もう専門家に賛否両論あるんですよ。で、僕の政治姿勢は、人の命に関わらないことであれば、賛否両論あることはやってみて検証すればいいと。初めからやめるんじゃなくてやってみて検証してダメだったら戻せばいい。場合によっては高市さんが責任を取って辞任ということもあるかも分からないけども」と主張した。
田中氏が「高市さんのどこがいいという風に思われてるんですか?」と聞くと、橋下氏は「いいというよりも今までのやり方を変えようとしてるところですよね。例えば財政運営ですよね。知事市長やってですね、これは家計簿的に収入と支出を合わせていくっていうのが今までの政治行政のまあ大原則だったんですけども。国はですね、お札を刷れますので通貨発行益といってですね。それをフルに活用しながら新しい財政運営をやっていこうという高市さんのやり方には賛否両論ありますけども、やってみてどうなのかっていうのは見たいと思います。で失敗したら高市さんが辞任されればいいわけで」と語った。
同番組は読売テレビ制作の関西ローカル放送で06年7月31日からスタート。08年3月31日から全国ネット放送を開始した。宮根の軽妙な番組仕切りやゲストとのトークで高視聴率を獲得、維持。お茶の間から愛され、午後の情報番組をリードする存在となった。
「ミヤネ屋」終了後の5日からは「ニュース to(にゅーすと)」が始まる。同局の黒木千晶アナウンサー(32)が月~木曜MC、SUPER EIGHT村上信五(44)が金曜MCを担当する。



