俳優の横浜流星(30)が2日、NHKあさイチ(月~金午前8時15分)にゲスト出演。役との向き合い方を語った。

横浜はこれまでに「流浪の月」「正体」「国宝」などの映画に出演したほか、25年NHK大河ドラマ「べらぼう」で主演を務めるなど、さまざまな役を演じてきた。番組で役者としての信念を「役を生ききる覚悟を誰よりも持つ」と紹介されると、「不器用だから役を生ききるしかない。出演を引き受けたからには、そういう人間でいないといけない。自分の役作りのアプローチとして、自分の記憶とか経験、知識は全て排除したい。自分は体を貸して役を生きる意識でいる。自分は必要ない」と芝居への心構えを語った。

ボクサー役を演じた際にはプロライセンスを取得し、潜水捜査官役を演じた際は泳げない状態からスキューバダイビングのライセンスも取得。「国宝」出演時には1年半の歌舞伎の稽古を行うなど、ストイックな役作りも紹介された。

「国宝」出演時には「李(相日)監督から(撮影が)始まる前に『歌舞伎の御曹司になれ』と言われて、一番難しい課題を課された。でも、歌舞伎役者さんって醸し出すものがある。歌舞伎一派の人間だったので、起きている間はずっと考えていました」と明かし、「(中学時代まで)空手をやっていたから、型はうまく体になじんだけど、柔らかさを出すのが難しかった」と振り返っていた。

「流浪の月」でも「追い込まれていく役だったので、私生活でも(連絡を)遮断して、携帯の待ち受けを更紗役の広瀬すずさんにしたりして、暗闇の中で1人で向き合っている時間は多かった」と明かし、「器用にオンとオフを切り替えられるタイプじゃないので、私生活から持って行かないといけない」と語っていた。