2日に84歳の誕生日を迎えた7代目尾上菊五郎が、同日初日を迎えた「錦秋十月大歌舞伎」(20日まで、東京・歌舞伎座)に出演した。第1部「義経千本桜 川連法眼館」で源義経をつとめ、佐藤忠信実は源九郎狐をつとめる長男で8代目菊五郎(49)と共演した。

同演目は、歌舞伎の三大名作のひとつ「義経千本桜」の中でも人気の場面。8代目が演じる源九郎狐の親への思いや早替わり、7代目が演じる義経の器の大きさなどが見どころ。

ケレン的要素を最小限に抑え、親子の情愛を丁寧に見せる音羽屋型で、観客も温かく見守っていた。