乃木坂46伊藤理々杏(24)が17日、自身の公式ブログを更新し、12月2日リリースの新曲「君ロス」の活動をもってグループから卒業することを発表した。

「本日は、大切な皆さまへ私からお伝えしたいことがあります。43枚目シングルの活動をもって、乃木坂46を卒業します」と報告した。

「この言葉をいつか口にする時が来ると覚悟はしていたものの、いざこうして文章にすると寂しいものですね。卒業する側が寂しいと言うなんて、ずるいと思われるかもしれませんが、寂しいものは寂しいのです。笑 でも、私は寂しさを理由に立ち止まらないと決めました」とつづった。

「乃木坂46という場所は、本当にあたたかくて、優しさであふれていて、私にとってきっと世界でいちばん居心地のいい、素敵な、最高の場所です。だからずっと私は、信号を赤のままにして、横断歩道を渡らずにいました」と表現。「この場所から離れたくないと思っていたし、横断歩道を渡って違う世界に行くことに恐怖を感じていました。でも、時が経つにつれて、先輩や同期、そして後輩までもがどんどん渡っていく姿を見て、いつの日からか、自分が渡る姿も想像できるようになっていました。恐怖も薄れ、期待に変わっていき、外から乃木坂46という大好きなグループを見てみたいと思う気持ちも芽生えました。ふと気づくと、信号は青になっていました」と心境を明かした。

「2016年。普通の中学生だった私の人生が、180度変わったあの年。乃木坂46への加入が決まってからしばらくは、なんだか夢を見ているようで、ずっと信じられず、ふわふわと不思議な気持ちが続いていました」と加入当時を振り返り、「そして、あっという間に活動への準備が進み、毎週末ひとりで沖縄から東京に通ってレッスンを受けたり、タイミングが合わず地元の中学にはさよならも言えないまま転校したり、親元を離れて慣れない場所で生活することになったりして、大変なこともありながら、とんでもないスピードで私はアイドルに、乃木坂46になりました」と続けた。

「お見立て会で初めて皆さんの前に立った時の記憶は、今でも鮮明に覚えています。名前順だったから私がいちばん最初の登場で、本当に緊張したな」と初イベントについて述懐。「受け入れてもらえるか不安で、怖くてたまらなかった。でも、そんな心配は杞憂だったな。目の前に広がるサイリウムの海は、あたたかくて優しい乃木坂色でいっぱいでした」と明かした。

「学生の頃を思い返すと、文化祭には参加したことがないし、放課後に友達と遊ぶこともなく、部活動もしたことがなくて、青春らしい青春はあまり味わえなかったかもしれない。でも、後悔したことは一度もありません。私の青春のすべてを、人生の半分ほどを乃木坂46に捧げることができて、心の底から良かったと思っています。それほど乃木坂46を、そしてファンの皆さんを、愛しています」と熱く伝えた。

ファンやメンバーらへの感謝をつづった上で、「卒業後は芸能活動を続け、お芝居を中心にいろいろなことに挑戦していきたいと思っています」と明かした。「いろいろな経験をさせていただく中で、やっぱりお芝居が好きだなと感じる瞬間が何度もありました。もっとたくさんの役に出会いたいと、未熟ながらも思ってしまいました。お芝居なんてしたことがなくて、興味もなかった私に、お芝居というものに触れる機会をくれたのは、紛れもなくこの場所です。感謝しています」と記した。

「新しい世界はきっととても厳しい。辛いことも今よりずっと多いかもしれません。でも大丈夫。いつだって私には、皆さんからいただいた優しさや愛、あたたかい思い出があります。それらを胸に、私は横断歩道を渡ります」とあらためて決意をつづった。

「卒業時期は年内を予定しています。詳しい日程などは、後日、決まり次第お知らせしますので、お待ちください」と伝えた。「あと残りわずかではありますが、最後まで感謝を忘れず、乃木坂46でいられる時間を大切に噛み締めながら過ごしていきたいと思います」と記した。「最後のその時まで、みんなとたくさん笑顔でいられますように!いっぱいいっぱい思い出をつくろうね!どうかよろしくお願いします!」と呼びかけた。

16年9月加入の3期生で、先月10周年を迎えた。グループ初の沖縄出身メンバ-。歌唱力、演技力にも定評があり多数の舞台出演経験がある。

伊藤が卒業すると、3期生は残り岩本蓮加(22)1人となる。