デビュー12周年を迎えた演歌歌手氷川きよし(33)が3日、東京・新橋SL広場で新曲「あの娘と野菊と渡し舟」の発売記念イベントを開催し、約6000人のファンが集まった。

 氷川は真っ白なスーツ姿で登場し、同曲のほか「きよしのズンドコ節」など計5曲を披露。「これだけ多くの方に見てもらえると(気持ちも)上がっちゃいますね」と言い、新橋駅のホームにいる人までに「氷川きよしです。お気をつけてお帰りください」と大声であいさつした。

 同曲は故郷や初恋を思う心情を描いており「5歳のころの初恋を思い出します。振り向いてもらうためにわざとスカートを引っ張ったりしました」と明かした。

 これから、約4年ぶりの座長公演「氷川きよし特別公演」(明治座、6月2日~30日)が控えており「お芝居は久々なのでドキドキしますが、楽しんで立ちたいと思います」と意気込んだ。

 [2011年2月3日21時33分]ソーシャルブックマーク