女優満島ひかり(27)が27日、都内で主演映画「ハロー!

 純一」(石井克人監督ほか、来年2月15日公開)の記者発表会に出席した。

 満島は派手な教育実習生役。ミニスカートにハイヒールのいでたちで、生徒の前でたばこを吸ったりと破天荒な一面を見せる。

 今年は日本テレビ系ドラマ「Woman」でもシングルマザーを演じるなど、子供とかかわる作品が多い1年だった。「子供と(お芝居を)する方が好きです。子供たちに教えられることもあります」。

 10年に映画監督石井裕也氏(30)と結婚した満島は、自身の子作りについて「考えてはいますね。でも授かり物なので…。あ、このことをニュースにしないで下さいね!

 映画のことを書いて下さい」と必死にPRしていた。

 両親が先生という満島は、学生時代の先生との思い出を聞かれ、父を挙げた。「『高校に行ったらラグビー部で花園を目指したい』と言っていた生徒を、父は花壇に連れて行き、上から水をかけて『ここが本当の花園だ』と言っていたのが印象的だった」と話し、生徒役の子供たちを爆笑させた。

 映画は全国95館で封切られ、石井監督の強い意向で、小学生以下は無料で鑑賞できる。「自分には、映画館は楽しいという思い出があるが、最近は映画館(の経営)が危ないという話が出ている。小さいころから映画館に行く習慣があれば、きっと大人になってからも見てくれるのでは」と期待した。