歌手玉置浩二(50)と女優石原真理子(45)が復縁し、東京近郊で同居生活を始めていることが24日、分かった。2人は85年に不倫愛が発覚したが、紆余(うよ)曲折があり翌86年には破局。06年は石原が自伝で玉置の暴力癖などを暴露し絶縁したと思われていたが、2人は自伝の出版後も連絡を取り合っており、再び恋に発展したという。今月に入って同居を始め、玉置の自宅周辺では、仲良く買い物に出掛ける姿も数多く目撃されていた。

 80年代後半には泥沼の不倫騒動を起こし、06年には石原が自伝「ふぞろいな秘密」の中で「(玉置の)暴力が原因で別れた」と衝撃の告白をした。2度と顔を合わせるはずもないと思われていたカップルが、20年以上の時を経て再び愛をはぐくんでいた。

 この日午後、2人は玉置の自宅から車でショッピングに出かけ、ホームセンターに入った。ペアルックのスニーカーを履き、ジャケットも色は違うが同じデザインでそろえていた。エスカレーターに乗っている間や、レジで会計を待っている間も、周囲の目を気にすることなくお互いの腰に手を絡め合うなど新婚カップルのようなアツアツぶり。ショッピングカートには、ハンガーやランドリーバスケット、フロアランプなどあふれんばかりの生活用品が入れられていた。

 玉置は日刊スポーツの取材に「今はちょっと…。本を書かれた後も、ずっとつながっていた。書かれたことはありのまま。本が出た後、飛んでいって謝りたかったんですけど。何があったかは後日、ちゃんとお話ししますから、今は書かないでください。温めているところですので」と話した。一方の石原は「今はごめんなさい。まだ…ね」と玉置をみつめた。

 関係者によると、玉置は石原が自伝で不倫や心中騒動、暴力被害の詳細を明かしたことで、深く落ち込んだという。07年12月には、キーボード奏者安藤さと子と離婚。音楽活動は、07年11月に東京国際フォーラムでツアーを終了させて以降、膵(すい)炎で入院するなど体調を崩したこともあり、現在も本格的な活動のめどが立っていない。そんな折、石原が玉置と再会し、再び2人の心に火がついたようだ。同居生活を始めたのは今月に入ってからだという。

 石原は1月20日の自身のブログで「心のふるさとが

 新しいスタート日を迎えました

 平和で温厚な期待にうれしさも増してきて…」とつづり、ときめく心を示唆した。11日付では「奇跡を

 今新たに起こそう」「ずっと

 ずっと想ってくれているLOVE」と幸せな心境を吐露している。

 85年に2人の交際が明らかになったときは、玉置には妻がおり不倫関係だった。不倫愛はわずか2年ももたずに破局。だが、現在はお互い独身で、障害はないようにもみえる。二十数年の時を経て、再び交際を始めた2人の行方が注目されそうだ。

 [2009年2月25日8時7分

 紙面から]ソーシャルブックマーク