SMAPが19日、日本を勇気づけるアルバム「SMAP

 AID」を8月17日に発売すると発表した。同アルバムは、ファン投票で収録楽曲が決められ、誰でも参加できる。

 関係者によると、東日本大震災以降、所属のジャニーズ事務所などに「SMAPの曲で励まされ、勇気づけられた」などのメッセージが多数寄せられたという。事実、仙台のラジオ局が震災発生直後に「1からみんなでがんばろう」と歌うSMAPの「はじまりのうた」をかけたところ、リクエストが殺到した。そんな声に、感謝と、「もっとみんなを勇気づけたい」という思いを込めて同アルバムの製作を決めた。

 アルバムには、ハンカチ(幸せのYELLOW-AID

 元気のRED-AIDのいずれか1種)がつき、アルバム1枚(税込3570円)につき、200円が震災復興支援プロジェクト「Marching

 J」を通じて寄付される。投票方法など詳細は20日のフジテレビ系「SMAP×SMAP」で発表される。

 また、5都市での「SMAP

 ファンミーティング2011」の開催も発表した。節電などで現状、ツアーは予定されていないが、ファンに「何らかの感謝の気持ちを伝えたい」と、距離がより近い形で行う。ファンクラブ限定の4都市は有料(3500円)だが、収益全てが寄付される。また、デビュー日の9月9日のファンミーティングは、91年9月8日、デビューイベントを開催した埼玉・西武園ゆうえんちで行われる。同アルバムには抽選券が封入されており、1万人が無料招待される。中居正広(38)は「久しぶりのファンミーティングはまたひとつ新しい試みだと思うので、楽しみにしています。アルバムも、ぜひ一緒に参加してほしい」と話している。