歌手玉置浩二(52)率いる安全地帯の新曲「結界」(24日発売)のプロモーションビデオに、玉置の妻のタレント青田典子(43)が「玉置工子」の女優名で出演していることが20日、分かった。「工子」の読み方は「のりこ」。玉置の名前の「こうじ」とも読める掛け言葉になっている。7月の結婚式後、初の夫婦での出演であることから玉置姓の女優名で出演した。PVでもラブラブぶりを発揮しており、青田あらため「工子夫人」はすっかり安全地帯の一員になっていた。

 玉置が監督を務めた新曲「結界」のプロモーションビデオに、青田が新女優名で出演していた。最後の出演者テロップで「玉置浩二」に続いて「(玉置)工子(NORIKO

 AOTA)」の文字が流れている。「工子」の読み方は「のりこ」で、夫の姓名と同じ「たまき・こうじ」とも読め、掛け言葉にもなっているという。「工」の文字には「こう、たくみ」のほか「のり」という読み方もあることから、今回の表記になったようだ。

 今回のビデオは7月18日に2人が玉置の故郷・北海道旭川市で挙式した前後に撮影された。挙式後、初めての夫婦で共演した記念すべき作品であることから、今回のビデオで玉置姓の女優名を名乗った形だ。ビデオは旭川の大自然や都会のビルの屋上などで撮影され、照明も自然光を取り入れるなど玉置のこだわりが詰まった作品に仕上がった。青田は玉置と手をつないだり、抱き合ったり、キスしたりするシーンで登場し、ビデオ内でもラブラブぶりを発揮している。

 関係者によると、今後のタレント活動の名義は未定だが、玉置との仕事の際には「玉置工子」の名前で支えていくとみられる。現在、安全地帯は9月14日発売の新アルバム「安全地帯XII」の収録曲「清く

 正しく

 美しく」や、新曲のカップリング曲「田園」のビデオ撮影に挑んでいる。今回の「結界」も合わせ、ビデオは3曲で40分を超える内容で、関係者は「映画のような大作」と話している。

 安全地帯はアルバム発売直後の9月17日から全国ツアーをスタートさせる。12月18日の旭川市民会館まで3カ月にわたる長いツアーだが、玉置は青田改め「玉置工子夫人」のサポートを受け、完走してくれそうだ。