ジャニーズ事務所の新グループ、Sexy

 Zoneのデビューシングル「Sexy

 Zone」が発売第1週で17・3万枚を売り上げ、28日付オリコン週間ランキングで初登場1位を獲得することが21日、分かった。2位に入ったAKB48の人気ユニット、Not

 yetとの差はわずか1000枚。同じ発売日の16日から始まった激戦を制し、同ランキング初登場首位デビューの歴代最年少記録を更新した。

 Sexy

 Zoneは中島健人(17)菊池風磨(16)佐藤勝利(15)松島聡(13)マリウス葉(11)の5人組で、平均年齢14・4歳。オリコンランキングが開始した1968年(昭43)以来、ソロ及びグループを通じ、初登場首位デビューの歴代最年少記録を更新した。これまでの記録は、ジャニーズ事務所の先輩、中山優馬

 w/B.I.Shadowが「悪魔な恋/NYC」で達成した14・6歳だった。

 限定ユニットなどを除く同事務所所属歌手の初登場首位デビューは、近藤真彦、少年隊らに続き12組目。今年は8月にデビューしたKis-My-Ft2に続く2組目となる。

 快挙達成は簡単ではなかった。AKB48のユニット、Not

 yetの3枚目のシングル「ペラペラペラオ」と発売日が重なったからだ。大島優子、北原里英、指原莉乃、横山由依がメンバーで、数あるAKB48のユニットの中でも人気はNO・1。デビューから2作連続で同ランキング1位を獲得しており、発売日からこの日まで2組の激しい戦いが続いた。

 初回のオリコンデーリーランキングではNot

 yetが1位、Sexy

 Zoneが2位にランクイン。しかし、翌日のランキングでは、Sexy

 Zoneが1位、Not

 yetが2位と順位が逆転。その後も何度か順位が入れ替わった。

 快挙を達成したメンバーの喜びもひとしお。菊池は「やりましたね。やっぱり僕たち5人をファンや先輩、スタッフに応援していただいた結果だと思います。初心に帰って頑張っていきます!」。佐藤は「素直にうれしいです。いろいろな人に支えられて感謝の気持ちでいっぱいです。これからも頑張ります!」とコメントした。