交際中の大衆演劇俳優早乙女太一(20)とモデル西山茉希(26)が一時破局危機に陥っていたことが14日、分かった。きょう15日発売の週刊誌「女性自身」が、2人が深夜、路上で大げんかし、早乙女が西山に激しい暴行を加える様子を「逃げる恋人をメッタ打ちDV」の見出しと写真入りで掲載。早乙女は同日夜、会見して釈明し、仲直りを強調する異例の展開になった。

 早乙女は、東京・中央区の明治座で舞台出演後、会見した。「心配を掛けてしまい、申し訳ありませんでした」と謝罪。「きちんと落ち着いて話し合って、仲直りしました。彼女に信じてもらえたので、2度と同じ繰り返しがないようにします」と続けた。

 同誌は、11日未明に早乙女の自宅マンションから、西山が出てタクシーに乗ろうとし、別れ話を切り出したことに激高した早乙女が暴行を加えたと報じており、早乙女も「暴力になると思う」と認めた。しかし、殴ったり、たたきつけたり、投げ飛ばすなどの行為は「一切していない」と否定。「2人とも酒が入っていて、ささいなことで彼女が家から出て行って、僕が引き留めようとしたのがきっかけで。つかみ合いになって、思い切り引っ張って(西山が)倒れてしまった。その繰り返しになった。僕も力加減ができていなかった」と説明した。

 「ささいなこと」については、「僕が『(西山の)気になること』を彼女に言って。今までの2人の不満や積み重ねたものが、その時に爆発してしまった」。同誌が、西山が「もう、別れよ」と発言したと報じている点については「2人の突発的な言葉だったので、全然その気はない」と主張した。

 早乙女は都内の自宅マンションで「けっこう前から」西山と同居していることも明かした。けんかの数時間後、西山が戻り、和解したという。結婚を考えているか聞かれると「まだ、形になっていないので何とも言えないですけど、一緒に成長できていけたらいいな、と」。西山も交際継続に同意しているという。