歌手華原朋美(39)が、テレビ朝日系アニメ「ドラえもん」(金曜午後7時)に初出演することが4日、分かった。14日放送の「青い月夜のリサイタル」で、ドラえもんに一目ぼれされる白猫ルナを演じる。ドビュッシーの名曲「月の光」にオリジナル詩を付けた歌を歌う場面では、持ち前の美声も披露。「みんなが恋するドラえもんに恋されて救われた」と感激した。

 アフレコが行われたスタジオに、華原の美声が響き渡った。

 <歌詞>さむい夜はお月さま聞いて

 いまも変わらない気持ちを

 ヒカリのしずくにあつめて

 とどけとおく夜空にうたう

 ニャ~~~♪

 ひみつ道具を使っていない、のび太の耳に聞こえる猫の声まで歌い上げると、「ニャ~が難しかった。でも29歳まで、ずっと猫を飼っていたんです。その時を感じながら…」と笑みを浮かべた。時折「ニャ~」などとアドリブを入れる演技も、制作陣から「最高!」と絶賛された。

 自身をモチーフにしたアイドル・トモちゃんを演じた03年の映画「クレヨンしんちゃん

 嵐を呼ぶ

 栄光のヤキニクロード」以来11年ぶりの声優だが、本格的な声の芝居は初めて。物心ついたころから見ていたドラえもんへの出演が実現したことについては「うれしいです。昔、家の中で大声で歌って、お兄ちゃんから『うるさい、ジャイアンみたいだ』って言われた時もあったんですよ」などとエピソードも交えて喜んだ。

 薬物依存から立ち直り、一昨年11月に歌手復帰。順調に活動を続けているように見えるが、「最近もドラえもんに救われた」と明かした。「復帰して、初めは『歌声が戻った』とかいいことを書いてくれる人がたくさんいたけど、反応が変わってきたり。そこで勝つか、負けるか…。そんな時、家に帰ったら『ドラえもん』をやっていて、安心しました。ドラえもんは絶対に人を傷付けないから」。

 アフレコ後には、ドラえもんと初対面。互いに触れ合い、華原は「すごい。いいにおい…ドラえもんのにおい」と大喜びだった。