大阪府で2022年に抵抗できない状態の女性に性的暴行を加えけがさせたなどとして、大阪地検は9日までに、準強制性交致傷と強制性交致傷の罪で、東京五輪空手代表だった大阪府の会社員西村拳選手(28)を在宅起訴した。3月29日付。地検は認否を明らかにしていない。

起訴状によると、西村被告は22年ごろ、大阪府内で女性を押さえ付けて性的暴行を加え、けがを負わせたなどとしている。大阪府警布施署が今年2月22日に書類送検していた。

西村被告は21年の東京五輪で空手男子組手75キロ級に出場し、1次リーグで敗退した。福岡県出身。(共同)