京都府南丹市で市立園部小の安達結希(ゆき)さん(11)の遺体が遺棄された事件で、死体遺棄容疑で逮捕された父親の安達優季容疑者(37)が、逮捕前の府警の任意聴取で「車で小学校まで送ったが、市内の別の場所に連れて行き殺害した」という趣旨の供述をしていたことが19日、捜査関係者への取材で分かった。府警は容疑者の足取りを捜査し、結希さんの死亡の経緯も慎重に調べる。

府警によると、結希さんの生存が最後に確認されたのは3月23日朝の登校前。自宅で朝食を食べているのを親族が見ていた。一方、小学校によると学校の防犯カメラには結希さんは写っておらず、目撃情報もなかった。

捜査関係者によると、容疑者は逮捕前の任意聴取で「首を絞めて殺した」の他に「車で息子を小学校まで送っていったが、そのまま市内の別の場所に連れて行き殺害した」という趣旨の供述をしていた。

容疑者の車のドライブレコーダーには、学校近くまで送ったことを裏付ける様子は記録されていたが、それ以外の一部の映像が欠落。足取りを隠す目的で、録画を停止したり記録を削除したりした可能性がある。

遺体は今月13日、市内の山林で見つかった。捜査関係者によると、府警は18日、発見場所から約6・4キロ南西の道路沿いにある公衆トイレの現場検証を実施。容疑者が公衆トイレ付近など、市内の数カ所に遺体を移動させて隠した疑いがある。