斎藤元彦兵庫県知事の疑惑を告発した元県幹部の男性(死亡)の私的情報が県議に漏えいした問題を巡り、地方公務員法(守秘義務)違反容疑で不起訴となった斎藤氏ら3人について、神戸第2検察審査会は16日までに、不起訴相当と議決した。他の2人は片山安孝元副知事、井ノ本知明元総務部長。14日付。
神戸地検が3月、井ノ本氏の漏えい行為を認定した上で、私的情報が公判で扱われた際の影響を考慮し、起訴猶予としていた。斎藤、片山両氏は嫌疑不十分で不起訴だった。大学教授が処分を不服として審査を申し立てていた。
検審は議決で「不起訴記録を精査し、慎重に審査した結果、検察官の裁定は相当」とした。斎藤氏は16日、「適切に判断いただいたものと重く受け止めている」とのコメントを出した。
この問題を巡っては県の第三者委員会が昨年5月、井ノ本氏による漏えいを認定し、斎藤氏らの指示があった可能性を指摘していた。(共同)

