将棋の西山朋佳女流王将(白玲・清麗・女流名人=31)が中七海女流三段(28)の挑戦を昨年に続いて受ける。霧島酒造杯第48期女流王将戦3番勝負第3局が21日午前10時から東京・千駄ケ谷「将棋会館」で始まった。お互いに1勝1敗で迎えた最終局の先手後手を決める振り駒は、と金が3枚出て、中が先手、西山が後手と決まった。
定刻になり、対局が始まると中は飛車先の歩を突いた。西山は角道を開けると、2筋に飛車を振る「向かい飛車」を選択した。
昨年と同じく第1局(10月3日、宮崎県都城市「霧島創業記念館 吉助」)を中が制し、第2局(13日、「将棋会館」)は西山が快勝して追いついた。
西山は、10日に白玲戦を制して通算5期の「クイーン白玲」となり、「棋士」への編入資格を得た。権利を行使するかどうかを明確にする会見を26日に行うと、発表している。その前に、5期連続7期目の女流王将獲得を目指す。一方の中は初のタイトル獲得を狙う。
持ち時間は各3時間。正午からは1時間の昼食休憩がある。決着は21日夕方の見込み。

