元秘書への暴言、暴行などで自民党に離党届を出した豊田真由子衆院議員(42)の問題を巡り、豊田氏の議員辞職を求める市民集会が2日、同氏の地元・埼玉県新座市内で開かれた。「市民が野党をつなぐ埼玉4区の会」が主催。会には約300人が集まり、1時間にわたって埼玉4区(新座市・朝霞市・志木市・和光市)の市民らが、リレー形式で辞任を求めた。新座市の女性は「はやく辞めて、新しい議員さんになって欲しい。私たちは今も彼女に税金を払い続けている」と訴えた。

 現在、豊田氏は病気療養中だが、女性秘書が支持者へおわび行脚をしているとの情報も。新座市内の豊田氏の事務所が入るビルで働く男性は「1週間前くらいから、短い時間ですが(事務所に)誰かが出入りするようになりました」と話していた。