将棋の史上最年少プロ藤井聡太四段(15)が、森内俊之九段(46)を破った3日の対局を生中継したNHKEテレの平均視聴率は1・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが4日、分かった。

 藤井四段はこの対局で、昨年12月24日の加藤一二三戦以来となる名人獲得経験者からの勝ち星を挙げた。

 同局は午前10時から第67回NHK杯トーナメント2回戦を放送。将棋界で最も注目を集める新人に対する注目度の高さと、日本将棋連盟の専務理事を務める森内九段が快諾したこともあり、NHKでは異例の生放送に踏み切った。NHKトーナメントが生放送されるのは、第57回決勝(佐藤康光対鈴木大介)以来。