元政策秘書の男性に「このハゲー」などの暴言を浴びせ、暴行を加えたなどと週刊新潮6月22日号で報じられ、自民党を離党した豊田真由子衆院議員(42=埼玉4区)が、埼玉・新座市内の会場で、集まった約50人の支援者に謝罪した。

 後援会役員を務める高橋安喜夫さん(75)は「本人も『無所属で大変な選挙になると思う』と話していた。後援会としてはこれからも4市(朝霞市、志木市、和光市、新座市)のためにますます頑張ってほしい」と話した。豊田氏は「自分から出馬したいとは言えない」としながらも、「皆さんからの期待、応援をいただけるのなら」と無所属での出馬を明言したという。

 豊田氏は午後5時20分ごろ、涙を浮かべながら会場入り。集まった支援者は拍手で迎えたという。

 今回の騒動について「全て私の身から出たサビ。迷惑をかけて申し訳ない」などと30分間にわたって謝罪。その後は支援者からの質疑応答に応じた。「残念だ」、「どうしてこんな事をしてしまったのか」という声は出たが、罵声を浴びせるような人はおらず、和やかな雰囲気で会合は続いたという。