民進党は19日の常任幹事会で、離党届を提出した笠浩史(神奈川9区)後藤祐一(同16区)鈴木義弘(比例北関東)各衆院議員について、届を受理せず除籍(除名)処分とした。代表選後に党が一丸となるべき時期に、党勢をそいだためとしている。比例で復活当選した鈴木氏は、議員辞職を勧告する方針も確認した。

 一方、前原誠司代表は「敵前逃亡、自己保身、(森友&加計の)疑惑隠しの解散だ」と、首相の解散方針を批判。同党は、臨時国会召集直後の冒頭解散に反対する方針を自民党に伝えた。20日には4野党で集まり、臨時国会での予算委員会開催要求も含めて、冒頭解散反対で共闘する。