千葉4区から無所属で立候補した野田佳彦前首相(60)が秒速で圧勝した。

 選挙期間中は政党公認のない初の戦いに危機感を訴えてきたが、開票開始から数分でテレビ各局が「当確」。支援者を前に「心情としては、無所属は不安なんです。政党の後押しはなかったが市民の後押しがあった。浮動票はないが、不動票があった」と感謝。当初は希望からの出馬を予定していたが、同党の細野豪志元環境相が「三権の長を経験された方はご遠慮いただいた方がいい」と合流を拒否。これに対し「先に離党していった人(細野氏)の股をくぐる気はまったくない」と、無所属での出馬を表明した。