アルマーニのデザインした制服の導入問題で、泰明小学校出身の格闘家三州ツバ吉は9日、日刊スポーツの取材に応え、複雑な心境を明かした。

 学校のイベントなどを通じて和田校長と面識がある三州は「和田校長は子どもたちのために、さまざまな新しい取り組みを続けてきた」とした上で「ただ、保護者たちからは、値段の問題や、着たまま運動できないなど、機能的な問題があるという反対の声が上がっている」と指摘。「この問題については、みんなの意見を聞いて進めるべきだった」と残念そうに話した。

 アルマーニ制服導入の是非については、「休み時間に着たまま遊べないのでは、子どもの目線で考えるとどうか。価格もやはり、高すぎるかなと思う。学校は子どもが主役。子どもファーストで考えていくべきだったのではないか」と語った。