立憲民主党の枝野幸男代表は30日の会見で、民進党が目指す希望の党との新党構想について、森友問題の追及などで順調に進み始めた野党連携に冷や水を浴びせるとして、強く批判した。「森友学園問題で、野党6党の連携がかなり円滑に進んだ。これからも6党でしっかり全容解明に取り組まないといけない。そのことに影響を与えないでいただきたい」と指摘。

 「わが党は、党と党が一緒になるような合従連衡をするつもりはない」と、新党結成の動きには加わらない意向を強調した上で、政策の一致を前提に、民進党などの議員の個人的な立民入党や会派入りには門戸を開く考えをあらためて示した。