新潟市西区の大桃珠生さん(7)が殺害され、線路にJR越後線の線路に遺棄された事件で、死体遺棄と死体損壊の疑いで逮捕された小林遼容疑者(23)の車とみられる軽自動車が事件発生直後、海へ向かう様子が近くの防犯カメラにとらえられていたことが18日、分かった。

 防犯カメラの映像(読者提供)には、大桃さんの行方が分からなくなった直後の7日3時半ごろ、遺棄現場付近から日本海に方向へ向かう白いナンバーの黒い軽自動車が写っていた。小林容疑者が大桃さんを連れ去り、遺体を線路に遺棄するまで乗っていたと供述している車も、白いナンバーの黒い軽自動車。

 住宅街から海の間には、松林や砂丘が広がり、事件直後、人目を避けるなどの目的で、海に向かった可能性がある。この映像については県警も入手。事件との関連を調べている。