神奈川県警多摩署は13日、川崎市多摩区菅馬場2丁目のマンションから、住民が飼育していた、ともに体長2メートル程度のニシキヘビ2匹が逃げたとの通報があったと発表した。
ヘビは2匹とも捜索中で、同署は周辺地域を中心に、住民に注意を呼びかけている。
同署によると、飼い主の会社員男性から13日午前5時ごろ、「ヘビが脱走した」との110番通報があった。ニシキヘビ2匹は4歳のメスと2歳のオス。どちらも「アルバーティスパイソン」(シロクチニシキヘビ)という種類で、ともに毒はなく、黒っぽい色をしているという。飼い主の男性が起床した際に、2匹が入っていたケージ、部屋の網戸が開いた状態で、脱走したとみられ、110番通報に至った。
日本爬虫(はちゅう)類両生類協会理事長の体感型動物園iZoo(イズー)白輪剛史園長(57)は、個体に関し「光沢があって黒い体。口はリップを塗ったように白いことが特徴です。2メートルというのは、この種類では大きいほうで大人です」と説明した。
さらに「網戸が10センチくらい開いていたということなので外に出た可能性はある。この大きさのヘビであれば(鍵が開いていれば)自力で開けてしまうこともある」としたが、「2頭連れだって逃げることは考えられない。出たとしても非常に近いところにいると思う。夜行性なので昼間は大きく移動しない。まだ家の中にいる可能性もある。ベッドの下とかマットレスの間とか」と解説した。
自力で遠くに移動する可能性は極めて低いこと指摘したうえで、「3階とお聞きしたので、1階まで降りていくことは考えにくい。近くに車があれば(エンジンなどの温かいところに)入ってしまい車ごと移動することは考えられる」と見解を示した。

