2020年東京オリンピック(五輪)・パラリンピックのマスコットが「デビュー」した。東京大会組織委員会は22日、五輪マスコットの名前が「ミライトワ」に、パラリンピックが「ソメイティ」に決まったと発表。東京・日比谷で小学生たちも参加したイベントでは、等身大のマスコットたちがデジタル世界から初めて現実の世界に登場した。五輪開幕まで明日24日であと2年と迫る中、大会ムードを盛り上げる。

 リオ・オリンピック競泳男子銅メダリストの瀬戸大也が今回のイベントに出席し、東京五輪の表彰台でのマスコット獲得に意欲を見せた。リオ五輪の表彰台では、マスコットの人形が渡されなかったエピソードを披露。「もらえなくて残念だった。今回はぜひ用意しておいてほしい」と、関係者におねだりした。東京五輪開幕まで間もなく2年。「五輪もいよいよだなと、ドキドキしてくる。あっという間にくる覚悟は出来ているし、苦手なところを塗りつぶしていきたい」と話した。