2020年東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの大会ボランティア参加者に、記念メダルを授与する方向で最終調整していることが12日、分かった。大会組織委の森喜朗会長が都内で行った北海道新聞主催の講演会で明かした。

森会長は「東京大会に協力したと将来、子どもや孫に見せられるような物を(参加者に)渡したい」と意図を語った。大会期間中、外国人観戦客が病気やケガをし、保険適用外の診療費がかかる際の対応策について、政府と検討していることも明かした。「お金が払えない状況もあると思う。それに対して日本側がどう対処するか、政府にお願いしている」と語った。