平成最後の「現代用語の基礎知識選 2018ユーキャン新語・流行語大賞」の発表が3日、都内で行われた。

今年は平成最後の新語・流行語大賞。選考委員の1人で「現代用語の基礎知識」編集部長の清水均氏は、平成元年(1989)の受賞語の1つが「セクシュアルハラスメント」だったことを引き合いに、「平成最後の流行語大賞もハラスメントで締めくくることになりそうな、そんなパワーにおびえた1年でした」と選評に記した。今年のトップ10にも「#MeToo」「奈良判定」と、ハラスメントに絡む言葉が2語入り、日本社会が抱える深刻な問題の根深さが、今も昔も変わらないことをにじませた形だ。