年齢を問わず楽しめるジョギングを通じた健康づくりを目指し、超党派の国会議員が7日、「ジョギング・マラソン振興議員連盟」を立ち上げた。

約1年前、走ることの楽しさに目覚め、今は週4回、約10キロの「朝ラン」を続ける自民党の稲田朋美・筆頭副幹事長(60)が呼びかけ、各党の「足自慢」たちが集結。雨の中、ランナーの聖地、皇居1周(約5キロ)を走った。

稲田氏は花柄ウエアにランパン、シューズ姿で、報道陣も追いつかないペースで走り始めた。「坂がきつかった」としながらも1周を25分37秒で走り、参加者中、2番目のタイムでゴール。普段の印象とは異なる「ラン女子」ぶり。今年は10キロマラソンを2度完走しており、「今後は議連メンバーでフルマラソンを走ってみたい。五輪のマラソンコースを走るのもいいですよね」と、意欲をみせた。

元五輪相の遠藤利明会長は「スポーツを通じた健康づくりを東京大会のレガシー(遺産)に」。ジョギングロードの整備や地域振興も目指す。【中山知子】