ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会(9月20日開幕)を盛り上げるために岩手県釜石市の釜石駅で25日、三陸鉄道リアス線の特別ラッピング列車がお披露目された。

「スクラムいわてフィフティーン号」と命名された列車には、赤と白の日本代表ジャージーを着た岩手県のPRキャラクター「そばっち」や釜石市の「ラガーかまリン」など県内市町村のご当地キャラが多数描かれた。列車は16日から運行を始めたが、大雨のため報道陣向けのお披露目は延期となっていた。来年6月15日まで運行予定で、大会の機運醸成に一役買う。W杯釜石開催実行委員会の担当者は「オール岩手でW杯をさらに盛り上げたい。残り3カ月でもっともっと頑張りたい」と話した。

W杯前の7月27日には、市内の釜石鵜住居復興スタジアムで「パシフィック・ネーションズカップ」(日本対フィジー戦)が行われる。リアス線では27日に釜石-鵜住居間、鵜住居-宮古間で上下計6本の臨時列車を運転する。