東京電鉄と東急レクリエーションは5日、都内のホテルで記者会見を行い、新宿区の「歌舞伎町一丁目地区開発計画(新宿TOKYU MILANO再開発計画)」についての事業概要を発表した。
この計画によると、今月にも着工し、約4600平方メートルの敷地に地上48階、地下5階、高さ約225メートルの複合ビルが建設される。3年後に完成予定だ。地上部分のうち、8~11階は劇場(約850席)、12~15階は映画館、17~47階は宿泊施設、地下1~4階はライブホールとなる。1階部分には羽田、成田の両空港を結ぶバスの停留所も新設される。
この場所は、1956年(昭31)12月に新宿東急文化会館として開業。映画館、ボウリング場、ダンスホール、スケート場などが設けられた。14年の施設閉鎖後、計画を練ってきた。
同じ56年12月に開業した新宿コマ劇場は、北島三郎や小林幸子、松平健といった歌手・俳優の特別公演などを行ってきた。こちらは08年12月に閉館後、再開発され、15年4月に新たな複合ビルとしてオープンした。ゴジラがシンボルマークとなっている。
東急側は、「新たな都市観光拠点と、観光客が新宿を循環する仕組みを整えたい」としている。また、敷地の目の前にはシネシティ広場もある。日本が初めて出場した98年のサッカーW杯フランス大会の際には、パブリックビューイング(PV)も行われた。新たに200平方メートルの屋外ビジョン、150平方メートルのステージを設置。映画のレッドカーペット、音楽ライブなども行う。この広場では、来月に開幕を控えているラグビーW杯、来年の東京五輪・パラリンピックのPVも検討しているという。

