20年東京五輪・パラリンピックでさま」を演出したアートディレクター、水谷浩次氏率いるNPO法人「MERRY PROJECT」が、運営。会場となった国連大学本部では、さまざまなざまな競技が開かれる東京都渋谷区で24日、大会まで1年前を記念した区の文化プログラム「MERRY SMILE SHIBUYA for 2020」が開かれた。

08年北京五輪の開会式で、「笑顔の傘」を演出したアートディレクター、水谷孝次氏率いるNPO法人「MERRY PROJECT」が、運営。会場となった国連大学本部では、さまざまなパフォーマンスやライブ、ワークショップが開かれたほか、五輪の公式アートポスターを制作する国内外アーティストの1人に選ばれた書家の金澤翔子さんが、大きな筆で「共に生きる」とライブで揮毫(きごう)して、観客の大きな拍手を浴びた。

水谷氏は「(テーマに掲げた)『みんな笑ってピースフル』な日を迎えられて、僕にとっても集大成のような日。本当にうれしい。多くの人が交じり合い、共生社会の空気をデザインできたら幸せです」と話した。世界の子どもたちの笑顔がプリントされた直径10メートルの「笑顔のドレス」も、お披露目された。

同イベントは渋谷区が主催。同区は「ちがいをちからに変える街」を掲げ、パラスポーツ競技の普及にも力を入れており、長谷部健区長も出席した。