東京都の小池百合子知事は13日の定例会見で、小泉進次郎環境相が育児休暇の取得を検討していることについての見解を問われ「堂々と、ここでお取りになるべきだと思います」と、推奨した。

過去に、英国のブレア元首相も取得したケースがあるとした上で「取り方が柔軟であるということは。大臣もお分かりだと思う」とも指摘した。

進次郎氏の育休取得の是非を問う記者の質問を「とても日本的な質問」と評した小池氏は、「法律とか、棒をのみ込んだようなことは考えず、奥さんが大変な時はやる。日によって忙しい時、そうでない時があるし、大臣だからどうのこうのではなく、育休そのものを素直に受け取ってほしい。それこそが働き方改革につながる」と、指摘した。

小池氏も環境相経験者。在任中に「クールビズ」を提唱した。進次郎氏の環境相就任について問われると「私の時とは違い、3・11の原発事故の課題が、大きく環境省にミッションとして加わった。そういう点での発信力、活躍に期待したい」と、先輩としてエールを送った。