タトゥーもOK! 東京都公衆浴場協会の近藤和幸理事長が10日、東京オリンピック(五輪)・パラリンピックで来日する外国人に銭湯来場を呼びかけた。「銭湯(1010)の日」に銭湯を舞台にした「TOKYO SENTOフェスティバル」を発表。来年5月26日から9月6日まで、5人のアーティストが銭湯絵を披露し、都内約550カ所の銭湯で「のれんアート」や「スタンプラリー」が展開される。

フェスティバル実行委員長でもある近藤氏は「多くの外国人の方に、銭湯の良さを知って欲しい」と話した。タトゥーを気にする外国人もいるが「銭湯は基本的にタトゥーも大丈夫なんです」と説明した。スーパー銭湯や温泉などではNGも多いが「銭湯は公衆浴場で、スーパー銭湯とは違います。老若男女、みなさんを歓迎します」と近藤氏は銭湯の魅力を口にした。

フェスティバルには「テルマエ・ロマエ」の漫画家ヤマザキマリ氏やJリーグ川崎Fアートディレクターで「オフロスキー」のNHK「みいつけた!」をプロデュースする大塚いちお氏らが参加。4カ所でペンキ絵を描く。暑い夏により熱く、風呂から東京大会を盛り上げる。【荻島弘一】