宇宙航空研究開発機構(JAXA)は15日、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」での民間企業との“タッグ”を広く公募すると発表した。ISS運用が終了する2025年以降も含めて「民間ならではのアイデアと自由な意見を頂きたい」(上森規光・有人宇宙技術部門事業推進部長)と、積極的な民間参入を展開する。

15年から150社以上の民間企業が参画し、微少重力空間でのタンパク質の結晶生成、マウスの長期飼育などの実験を継続している。JAXAはISS計画に1兆円以上を投入しており、今後は民間への有償利用を加速させる方針だ。応募締め切りは11月29日。詳細はhttp://iss.jaxa.jp/topics/2019/10/191004_RFI.html