橋本聖子五輪相(55)は30日に行われたIOC調整委員会出席後、都内で講演を行い、東京五輪のマラソンと競歩の札幌移転案について「決まったことに従うのが政府の方針」と、従来の方針をあらためて強調した。

また、IOCコーツ調整委員長から4者協議開催の提案があったことを明かし「要請があれば、出席させていただきます」と話した。移転案が決まった場合、マラソンのチケット当選者や都民への配慮についても言及。「大会成功にむけて、機運が下がらないような配慮を努力していただければ」と要望した。