年末の風物詩「現代用語の基礎知識選 2019ユーキャン新語・流行語大賞」が2日、発表された。

年間大賞には、アジアで初開催されたラグビーワールドカップ(W杯)で、史上初の決勝トーナメントに進出、8強と躍進した日本代表のチームコンセプト「ONE TEAM(ワンチーム)」が選ばれた。

ベストテンには他に、「計画運休」「軽減税率」「スマイリングシンデレラ/しぶこ」「タピる」「♯KuToo」「○○ペイ」「免許返納」「闇営業」「令和」が入った。

選考委員の辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)は「芸能界にさまざまな激震が走った今年。闇営業の吸引力は強かったです。タピオカの黒い粒にも闇を感じました。消費税増税や台風など試練もありました。(中略)ONE TEAMとなって乗り越えていかなければと思わされました」と、ラグビー日本代表の活躍に励まされるような1年だったと評した。