小泉進次郎環境相は6日、環境省が入る東京・霞が関の中央合同庁舎5号館で、この日からプラスチック製レジ袋の配布を取りやめたコンビニを、加藤勝信厚労相とともに視察した。

プラスチックごみの削減PRが目的。熊本地震で使われたブルーシートを再利用した青いマイバッグを持参し、リサイクルプラスチックを使ったペットボトルの水などを購入した。「まずは隗(かい)より始めよ、だ。使わないですむところは、使わないようにすることを目指している」と述べた上で「国民の皆さんに認識してほしいのは(レジ袋有料化について)日本は遅れているということ。海洋プラスチックごみを少しでも減らすため、前向きなことをやりたい」と訴えた。防衛省内でも、来年1月から同様の対応が取られる。

進次郎氏は来週、国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)出席でスペインを訪れ、地球温暖化対策に消極的とみられている日本の取り組みを、アピールする。