作家の乙武洋匡氏(44)が、新型コロナウイルスの対策としてテレワーク推奨が進む中、「国会審議こそテレワーク可能だと思う」と提言し、「『反社』の定義さえ『時代によって変わる』と強弁してきた政府なら、きっとできるはず!」と皮肉を込めた。

乙武氏は13日、ツイッターを更新。国会のテレワーク化が進んでいない状況に、「国会審議こそテレワーク可能だと思うのですが、なぜ『隗(かい)より始めよ』とならないんですかね。『ネットとか、わしゃわからん』人が多いから?」と疑問を呈した。

続けて、「国会審議のテレワーク化実現には『総議員の3分の1以上の出席』という憲法の条文があるから難しいとの指摘がありますが、『出席』は物理的にその場にいることではなく、意思がそこにあることと解釈すればいい」と指摘。「『反社』の定義さえ『時代によって変わる』と強弁してきた政府なら、きっとできるはず!」と、首相主催の「桜を見る会」に反社会的勢力とみられる人物が出席していた問題を引き合いに出した。