シャープは28日、27日に自社サイトでネット抽選を受け付けた自社生産マスクの第1回応募に約470万6385人の応募があったことを発表した。マスクは1箱50枚入りで3278円(税込み、送料660円)で当初は3万人分(3万箱)の予定から、1万人分を上乗せして、4万人分(4万箱)が用意された。

21日に同社の通販サイトで受付販売を開始したがアクセスが殺到し、つながりにくい状態となったためにネット抽選に切り替えた。「多くの応募をいただいたことでさらに増産した」(同社広報部)。

シャープでは28日から随時、当選者にメールを送り、29日中に4万人分を完了する予定だ。同社製マスクは国産ブランド品として注目を集め、大人気となっており、早くも「成りすまし詐欺」が発生する懸念がでてきた。シャープでは「当選されなかった方にはメールはお送りしません。メールの発信元はcocorostore-info@sharp.co.jp となります」と、成りすまし詐欺などに注意喚起している。