東京都の小池百合子知事が5日、会見を開き、緊急事態宣言の延長に伴い、都立学校の休校と施設等の休業要請を今月末まで継続すると発表した。7日以降の休業要請に応じた事業者には、改めて協力金を支給する。

質疑応答で、緊急事態宣言解除の目安に対して問われ、担当者は「出口戦略を策定する考え。ロードマップを作成したい」と話した。

国が公園や図書館について再開可能と話しているが、都の対応を問われ「都としては、地域特性として感染者数が多いので、現在の状況の中で、空けるという選択肢は取りづらい」と話した。

抗体検査の実施には「現時点で判断していない」と答えた。