花と食のテーマパークである三重・桑名市の「なばなの里」が、8日から県内在住者のみを対象に営業を再開した。

9日、取材に応じた。この時期、4300平方メートルある花ひろばでは、約100万株のネモフィラが咲き誇り、例年ならば多くの来園者でにぎわっている。だが、新型コロナウイルスによる影響で県をまたいだ移動自粛は継続している。担当者は「三重県の休業要請の一部解除に伴い、県内にお住まいの方には(県外に行かずに)県内でお楽しみいただくために再開しました」と語った。

「長島ビール園」を除く飲食店など一部施設はいまだ休業中だが、開園できたことに担当者は「喜びは大きい」とし、県外在住者には「今しばらくお待ちいただきたい」と語った。